◎Syakuyaku
〜芍薬の紅

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」で有名なあの芍薬です。初めは固く小さな蕾なのですが、日に日に開花していく様はほんとうに見事。蕾の何倍もの大きさの大輪の花を咲かせます。花を生ける醍醐味を存分に楽しめる、まさに王様級の花。「豪華」の一言に尽きます。

 

芍薬の華麗な姿を引き立たせるために、一緒に生けたのは直線のフトイと曲線のタンチョウ。線と線が交差する幾何学的な楽しさ、不思議さをアレンジに加えました。

 

フトイはところどころを曲げて、直線の複雑さを表現。それとは対照的に、一本一本違うタンチョウの曲線は、人工のものではなく、自然の美です。

 

◎アレンジに使った花材

  • 芍薬(しゃくやく)

  • 上がフトイ 下がタンチョウ

  • ギボウシ

 

◎つくりかたのポイント

POINT:1

フトイのまっすぐに伸びた直線のラインとタンチョウの愉快な曲線のラインを交差させたり、沿わせたり。画用紙に絵を描くような気持ちで、2つの植物を生けていきます。

 

POINT:2

芍薬はとても美しいけれど、とても水揚げが悪いのが困りもの。お花屋さんで購入しても最後まで咲ききらないことがあるくらいです。私は、必ず、茎の先端を焼く「燃焼法」という水揚げを行います。

 
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